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【夏のおすすめ車中泊旅】岐阜県白川郷・石川県なぎさドライブウェイ~山と海両方楽しむ贅沢旅

夏といえば、山も海もどちらも魅力的。

それを両方楽しめるのが、岐阜県「白川郷」と石川県「なぎさドライブウェイ」の2スポットをメインにおいたコース。

白川郷といえば、1995年に世界遺産に登録された合掌造りの集落の一つ。岐阜県の山奥にあるイメージが強いのですが、意外と海にも近く、高速で1時間ほどで日本海側に出ることができます。

 

1.岐阜県にある白川郷ってどんなところ?

合掌造りという豪雪でも耐えられるよう造られた家屋が立ち並ぶ伝統集落です。

五箇山(相倉、菅沼集落)とあわせて、1995年に世界遺産に登録されました。
訪問した人に日本の原風景や懐かしさを感じさせてくれる集落群は、多くの観光客が訪問する日本有数の観光スポットです。
特に最近は海外からの訪問する方も多く、飲食店やお土産店なども多く、年間通じて来た人を楽しませるイベントも多く行われています。なので、総じて人が多く混雑することも多いです。

反対に、白川郷から車で30分ほど離れた五箇山は、訪問客が少ない分、賑わいはありませんが、じっくりと合掌造り群を見ることができるので、ゆっくりと見て回りたい人には、おすすめのスポットです。

2.おすすめしたい白川郷のスポットは?

「萩町城址展望台」

合掌造りの集落を眼下に見下ろすことのできる「萩町城址展望台」
その展望は、白川郷を紹介するときによく利用され、一度はテレビや雑誌で見たことがある景色かもしれません。
集落を一望できる美しい風景は、四季によって顔を変え、多くの人々が訪問する人気スポットです。

「合掌造り民家園」

合掌造りの集落を初めて訪問する人におすすめしたいスポットです。
25棟からなる合掌造りを保存し、屋内も公開しています。
また白川村の伝統的な文化資料も展示されており、先人の暮らしを学ぶことのできます。

3.白川郷をスムーズに回るなら

「朝早い時間に訪問する」

どうしても、観光バスなどが多く出入りする観光地のため、早い時間に訪問することをおすすめします。
8時30分くらいには到着しておくと、スムーズに集落内を見ることができます。
10時前になってくると、観光バスからツアー客の方が多く来るので、一気に人が増えます。
休日や大型連休なら尚更、混雑するので、早め早めの行動が白川郷を楽しむ秘訣です。ただし、お店は開店準備前が多いので、買い物をする場合は、注意が必要です。

村内にも宿泊施設がありますが、時間的な制約がある場合や、急に思い立った行動時には、この方法はつかえません。
近くに道の駅があり、また東海北陸道のPAも利用しやすい位置にあるので、その前の日に車中泊でゆったりと飛騨の夜を楽しみ、朝のすがすがしい空気の中、合掌造り群を散策することができます。

 

4.石川県なぎさドライブウェイって?

石川県羽咋市から8kmにわたる砂浜を車で走ることのできる日本で唯一のドライブウェイです。
千里浜という海岸は、車、バス、バイク、自転車まで走ることが可能で、波打ち際を車で走る爽快感はまた格別。

なぜ、砂浜を走れるのかというと、砂の形が細かく、水を含むことで固く引き締まり、4WDでなくても砂の上を走ることが可能なのです。
夏場のシーズンになると道路標識も立てられ、より道路らしくなります。
そして、日本海に沈む夕日を眺めることのできる絶好のビューポイントでもあるので、一生に一度は走って欲しい道の一つです。

5.白川郷からなぎさドライブウェイまでどれくらいでいけるの?

白川郷からなぎさドライブウェイまでは、東海北陸道、北陸道、一般道を経由して、のと里山海道を利用すれば、2時間かからず到着できます。

 

6.今回使える車中泊スポットは?

道の駅「白川郷」

白川郷から3kmも離れていない場所にある車中泊スポット。正面にある駐車場のほかに、建物裏手に第2駐車場があります。
夏季シーズンなどは、第2駐車場のほうが照明も少なく、広いのでおすすめです。
標高もそれなりに高い所なので、朝方まではそれほど暑さを感じることなく寝ることができます。ただし、虫よけ対策が必要です。

虫よけ対策については、「便利な防虫ネット特集」を参考ください。
もし暑がりの方の場合、暑さ対策、おすすめアイテムについては、「夏の暑さ対策5つのポイント」「暑さを軽減するマット特集」をご参考ください。

東海北陸自動車道「松ノ木峠PA」

標高1085mと日本国内の高速道で一番標高のある場所にあるスポット。
平地より平均して6度ほど気温が低いので、夏場でも十分涼しく車中泊ができます。
ただし、白川郷の位置からすると40kmほど離れていることと、買い物できるスポットがないのが、弱みです。

詳しくは、「夏、松ノ木峠PA(日本一標高の高いPA)で車中泊をしてみました」にて解説しています。

 

7.他におすすめしたいコースとスポットは?

千里浜なぎさドライブウェイの横を走る「のと里山街道」はつい数年前までは有料道路でした。

ですが、無料開放され能登半島の輪島方面などのアクセスが手軽になりました。
なので、このあと、能登半島の輪島朝市を訪問するのもおすすめです。
また日本の棚田百選に選ばれた「輪島千枚田」、「輪島水族館」というルートをたどるのも良いですし、「和倉温泉」で温泉にゆったりつかるというのもおすすめです

 

さらに、道を戻り金沢市内観光で、日本三名園である「兼六園」、金沢県立美術館など、金沢の歴史や文化、芸術に触れるというルートをたどることもできます。
温泉地としても、金沢の奥座敷である「湯涌温泉」にある立ち寄り湯「白鷺の湯」で疲れをいやすコースなど豊富なスポットから選ぶこともできます。

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