今回、訪問したのは茨木県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」
以前、雑誌で読んだ「一生に一度は行きたい絶景スポット特集」の一つとして、ネモフィラという青い小さな花が咲き乱れる丘の写真はとても幻想的な風景で、いつか行きたい場所の一つでした。
とはいえ、関西出身の私からすると、茨城県は中々足を運びにくいスポット。いつか行けたらという思いはあったのですが、そのままでした。
そして、別の目的で茨城県に訪問する時まで、普通に忘れていました(笑)
ですが、急な思いつきや、道の駅で手に入れたパンフレットで行先を変更したり、追加できる自由さがあるのも車中泊の魅力。
今回は、どういう情報を手に入れたのか、そして撮影する中でどういったことに注意が必要かをレポしていきます。
国営ひたち海浜公園ってどういうスポット?
茨城県ひたちなか市にある国営公園。
その広さは、東京ディズニーランドの約5倍。一日歩き回っても、もしかしたらミッキーに出会えないんじゃないかといっても過言ではない広さです。
園内では、季節ごとに花が咲き乱れ、訪問する人を楽しませてくれます。
特に、4月中旬から5月中旬まで咲くネモフィラのシーズンと、10月初旬から丘いっぱいに広がるコキアのシーズンは、にぎわいを見せます。
今回、車中泊したスポットは?
車中泊をしたスポットは、「日立おさかなセンター」。
近隣である大洗市にも、海岸沿いにたくさん無料の駐車場もありましたが、風があると車が揺れて寝にくい可能性もあるので、少し海から離れたこの場所をチョイス。ひたち海浜公園から車で大体20~30分くらいの場所です。
到着時間は、夜の10時
駐車場も広く、多くの車中泊ニストがたくさんいました。
平坦な駐車場なので、特に傾斜を気にする必要もありません。車通りも、駐車場は施設の裏手にあるので、あまり気にならない程度です。
また、近くにコンビニもあるので、夜中お腹が空いても問題なし。
早い時間帯に到着するのであれば、近くに飲食店もあるので、ごはんには全く問題のない場所です。
街灯は少なめですが、まんべんなく光があるので、照明対策は必要です。
詳しくは「車中泊での照明・街灯対策を色々実践したまとめ」を参考にしてください。
国営ひたち海浜公園に行く前に、事前に調べた事と、注意したこと
予備知識はほとんどない状態だったので、まずは公式HPである「国営ひたち海浜公園」のページにアクセス。
ネモフィラシーズンは、どうも駐車場や周辺道路が混みあうようで、特設HPとまた駐車場の混雑状況がわかる特設ページが用意されていました。
ここで、「早い時間に行く必要がある」ということが判明。
1.入園時間がいつもより早い
そして、普段の入園時間は9時30分からなのですが、GW期間中は7:30開園(7:00駐車場開門)と早い時間になるようです。
2.駐車場も大きく、遅くなればその分遠くなる
案内図を見ていると駐車場は3つあり、その駐車場がいっぱいになると、次は臨時駐車場へ誘導されます。
目的のネモフィラの丘に一番近いのは「海浜口駐車場」になるのですが、ここはバーベキューなどの利用者用になっているため、次に近い「西駐車場」を狙う必要があります。
ですが、西駐車場は2000台も停めることができることから、早い時間帯に行かなければ、入口までの距離も遠くなりそうだということが判明。
3.人が極力いない風景をとるには
また、幻想的なネモフィラを撮影するのであれば、人が多くなる前に入園し、丘を撮影する必要がありそうだと予測を立て、朝早く起きることを決意しました。
そして、当日・・・まさかの・・・
さて、起きたのは朝5時。さすがにこんな早い時間に人はいないだろということで、ゆっくり道をひた走り、ちょっと太平洋の海岸を散策。
そして、6時ちょっとすぎくらいに駐車場前の門に行くと、なんともう10台以上の車が、道路脇に…
とりあえず、一番後ろで待機していると、次々と後ろには車が並び始めてきました。
そして、開園。撮影スポットへ
7時になると、駐車場が解放されます。誘導はありますが、あまりに広い駐車場のため、停める場所に悩むと、あっという間に近い所から埋まっていきます。そして、準備に手間取ると、どんどん遅い時間に来た人が追い抜いていきます。
それくらい、シビアな戦いが始まります(笑)
そして、西ゲートに到着。入場券を購入し、並んで開園を待ちます。
事前に、目的の場所の方面に目星をつけて、開場後のイメージトレーニングはかかせません(笑)
30分に開園。
一斉に走り出す人もいれば、折りたたみ自転車でスポットまで向かう人もいたりと、出遅れ感満載。
半分、あきらめもありますが、歩いて丘まで向かいます。
といいつつ、丘までの距離も500mほどあるので、結構遠かったですけど、丘の景色を見てその労力は吹っ飛びました。
ネモフィラの幻想的な風景が目の前に
丘一面に埋め尽くす青いネモフィラ。
青い空とまるで一体化し、幻想的な風景が広がる光景は、本当に絶景の一言です。
撮影するためのスポットを探すと、カメラを抱えた人たちが大勢いる場所があり、突撃です。
カメラを片手に入場者が多く入ってくる20分の間で撮影できるだけ、撮影しました(笑)
まとめ
駐車場の解放1時間前には待機
駐車場待ちだけでも、解放時間に行ってからでは遅いかもしれません。その時点で駐車待ちの車が多くいますし、混雑します。
開園して、20分までが撮影のベスト時間。
ちょっとでも人が入ってしまうのを避けたいという人は、早い時間から待機しなければ、あっという間に人で埋まってしまいます。
早い時間に入園し、早い時間に出る
周辺の幹線道路は、決して交通量の多さに対応できるとは決して言えません。なので、渋滞をさけたいのであれば、早い時間に入り、早い時間に出ることをおすすめいたします。
今回、車中泊をしていることで、早い時間に動け幻想的な風景を撮影し、混雑を避けることができました。
もちろん周辺に住んでいる人であれば、朝早く起きればいいだけですが、遠方であれば行くだけでも時間がかかります。
その点、車中泊であれば、目的地の近くで車を停めておけば、朝の早い時間にも対応できます。
写真撮影などをされている方にも、車中泊はおすすめしたい手段の一つです。
【今回訪問したスポット】
・国営ひたち海浜公園
〒312-0012 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605‐4
TEL:029‐265‐9001
開園時間:季節によってことなります。
休園日:毎週月曜日(月曜が祝日の場合、翌火曜日)、12月31日、1月1日、2月の第1火曜日からその週の金曜日まで
入場料:一般:410円、65歳以上210円、小中学生80円
駐車料金:大型車1,550円、普通車510円、二輪車260円
【参考リンク】
「国営ひたち海浜公園」