夏、車中泊で寝るとき、どうしても暑さで寝付きが悪くなりがち
何かいいものないかなとインターネットとかで検索をしていたら、「ハッカ油」なるものを見つけました。
実際、お手頃価格だったので2つ購入して試してみたら思いのほか良いもの
しかもさらに調べていたら、様々なシーンで活用できるので夏以外でも使える万能アイテムとしてご紹介いたします。
1本あるだけで捗ること間違いありません。
1.ハッカ油とは?
ハッカというのは、ざっくり言うとハーブで有名な「ミント」のことと言えばわかりやすいかと思います。
よく焼き肉屋のレジにおいてあるハッカ飴にも使われていたり、家の庭に生えていたりと結構身近な植物です。
そのミントの油分を取り出したのがハッカ油というもの
古くから薬用品から食品と幅広く使われてきました。
2.実際に買って、使ってみた。
今回、試しに購入したのは、「北見ハッカ通商 ハッカ油ビン 10ml スプレー」と「健栄製薬 ハッカ油Pスプレー 10ml」の2種類
パッケージが化粧品っぽく見えているのか、薬品っぽく見えるのかくらいで、見た目以外は素人目では、違いはわかりません。
ほかの記事を読んでいると、使っているミントの種類が違うということが記載されていたのですが、効果は一緒なのでパッケージの好みの問題なのかなと思います。
ビンタイプとスプレータイプの大きく2種類があったのですが、簡単に吹き付けて使えるスプレータイプにしました。
1回吹き付けるだけで、ミントのスーッとした香りが広がります。
10mlですが、そんなに減らないので長く使えそうです。
1.清涼感が半端ない
肌に少しつけるだけで、しばらくすると吹き付けたあたりがスーッとしてきます。
原理はハッカ油が蒸発する際に、周囲の熱を奪うことにより、体がひんやりとするらしいです。
デオドラントシートの超強力版みたいな効き目をイメージしてもらえばよいかなと思います。
私は直接原液そのまま体に吹き付けて使いましたが、人によっては刺激が強すぎて痛いかもしれません。
なので、水で薄めて使用したり、濡らしたタオルに吹き付けるという方法でも十分効果を発揮します。
持続時間も結構あるので寝る前に、体に吹き付けるなどしておけば、涼しくなるので寝付きをよくするアイテムとして使うことができます。
2.虫を寄りつきにくい
夏場は、蚊が飛び交う時期でもあるのですが、ハッカ油は虫よけ対策としても効果を発揮します。
この香りは、虫よけとしても機能し、さらに蚊に万が一刺された場合でも吹き付けば、かゆみを緩和させることができます。
暑さ対策と、虫よけ対策両方が小さなスプレー1本で一度にできるので一石二鳥のアイテムと言える「ハッカ油」
しかもそれだけでなく、ほかにも車中泊で役立つ機能があります。
3.抗菌防臭
ハッカ油は抗菌防臭機能もあります。
特に車の中は匂いがこもりがち。靴など匂いの発生源にも吹き付けておくと、嫌な臭いも消せるので効果的です。
また、200mlの水にハッカ油を数回吹き付けてうがいをすると、口臭予防にもなりますし、口の中の雑菌も除去してくれるので風邪などの予防もできます。
ちなみに原液のままだと、口の中がとんでもないことになるので、必ず薄めて使用しましょう。筆者は、試しにやってみてとんでもなく苦い経験をしました(笑)
さらにハッカのスーッとした香りは、鼻づまりなどでも効果的です。
マスクの内側に吹き付けるだけで雑菌除去効果もあるので花粉が飛び交うシーズンや、風邪をひきやすいシーズンにもおススメします。
このように小さな小瓶一つで、いろいろな働きをしてくれる「ハッカ油」ですが、良い点もあれば、気になる点も出てきます…
1.匂いが独特
スーッとした香りが特徴の「ハッカ油」ですが、人によって好みが分かれるかもしれません。また、完全に蒸発するまでは、ハッカのにおいが続くのであまり人が行きかうようなシーンでは使うのは、やめておきましょう。
2.顔周辺は危険
肌につけるだけで、ひんやりとした効果があるので、顔周辺は避けて使いましょう。目につくと、ヒリヒリした痛みにしばらく襲われます。
また、周囲にスプレーする際も、空気中に漂ったハッカ油が目に入るとかなり痛い目を見るので、十分気を付けて使用した方がよさそうです。
3.ひんやりするが、さらっとするわけではない
確かに、「ハッカ油」は、肌がべとべとな時に吹き付けるとスーッとはしますが、肌がさらっとするわけありません。
なので、まずデオドラントシートでべたつきはとって、さらにハッカ油でスーッとさせる組み合わせをするとより効果的です。
3.まとめ
「ハッカ油」は、夏場の暑さ対策アイテムとして効果的ですし、車中泊にて匂いのあるものに対して吹き付けて嫌な臭いを消したり、風邪予防にも使えたりと万能アイテム。
コンパクトかつ何役もこなす「ハッカ油」は車中泊で持っておいて、役立つアイテムと言えるでしょう。