車中泊基礎知識

【車中泊入門】車中泊が出来る場所・スポットはどこを選べば良いの?

目的地を決める中で、車中泊をする場所を考える必要があります。
私は目的地を決めてから、行く道中で車中泊のできる場所を探すスタイルをしています。

ですが、それだと行き当たりばったりになって困ることも多いので、本当なら事前に車中泊できるスポットを見繕っておくほうがよいです。
では、どういったスポットに車中泊をする際選ぶのがいいのかということで、まとめてみました。

0.車中泊をする場所の最低条件とは?

1.トイレがあること

やはり、トイレがあるのとないのとでは、利便性が変わってきます。生理現象であるので、一度起こったら、止めることはできません。携帯トイレを持つという選択肢もありますが、できれば車内はそういったものを持ち込むのは匂いの発生源となるので、緊急時以外避けたいところです。

2.車中泊が禁止されていないこと

車中泊は、暗黙の了解やその場所を管理する人の善意で行えるものです。車中泊が禁止されていれば、出来ません。返せば、車中泊の許可さえ取れば、どこでも可能ということにはなります。

この最低条件をクリアすることのできる施設は…

 

1.道の駅

 

日本全国各地に設置されている「道の駅」

一般道において、車中泊をするとき一番利用しやすいスポットといえるでしょう。

多くの車中泊をしている人にとっては、なじみのある施設であり、夜間になると何台かは車中泊をしていることが多いです。
また道の駅は地域の観光情報を手に入れることができるので、周辺を散策するときとても役に立ちます。
さらに、地域によって特産品が買えたり、温泉に入れる道の駅もあったりと、バリエーションに富んだ施設が多いのも特徴といえるでしょう。

ただし一般道に面している分、夜間暴走族のたまり場などになっている場所もあります。(もちろん、その場合はすぐに立ち去るという選択をとってください)

あと基本的に、都市部には全くといっていいほど「道の駅」がありません。

困ることがあるのでしっかりと下調べしていくことをお勧めします。(私は、東京方面に行ったときに苦労しました)

また、建てられた時期が古い道の駅の場合、トイレなどの衛生面に問題がある施設も多いので注意が必要です。

 

3.サービスエリア・パーキングエリア

各地の高速道路において休憩施設となっているサービスエリア・パーキングエリア

ここも、車中泊をするには、最適なスポットです。
道の駅同様利用しやすく、数十キロおきに設置しているので、車中泊を初めてする人にとって、場所選びに困らないスポットといえるでしょう。

初めて車中泊をする人にとっても抵抗なく、利用出来るのもよいところ。
さらに、施設によっては、24時間のコンビニが併設されているところもあったり、夜遅くまでフードコーナーや売店を営業しているところもあり、利便性は抜群です。

また、トイレも、何時間かおきに清掃していることが多いので、衛生面にも優れています。

 

しかし、あくまで休憩する施設であり、長時間の滞在には向いていません
特に、大型連休中はどこも混雑していることが多いので、もしかすると駐車場に入るだけでも一苦労することもあり、過信はできません。
また、人気のあるサービスエリアは、24時間にぎわっていることも多く、車の出入りが激しく音や車のライトが気になってしまって寝れないという可能性もあります。

さらにトラックの近くに駐車すると、エンジン音(トラックは特にエンジンをかけたまま寝ていることが多いです。)が結構うるさいので、静かに寝たい場合は、極力トラックから離れた場所に駐車することをおすすめします。

 

3. オートキャンプ場

 

実は、正規に車中泊の出来るスポットはここだけです。

オートキャンプ場には、野外での食事や料理ができ、電源や水道などが自由に使えるところが多くあります。
ただ、テントを張るほうが場合によっては、快適に寝られることも…
また、オートキャンプ場は地域によっては全くない場合も多く、場所も周囲に施設がない場合もあるので、事前にしっかりと準備が必要です。

 

4.その他、車中泊スポット

4.公園などの無料駐車場
道の駅の次に利用を考えるスポットですが、周囲が民家の場所や、公園によっては夜間閉鎖をする場合があるので、注意が必要です。また、トイレがなかったり、都市部の地域ではあまりオススメできない場所もあります。タイヤ痕などがあったら、暴走族などのたまり場の危険性が高いので、すぐに退散しましょう。

5.有料駐車場
無料と同じ点には注意が必要です。また、駐車のみで寝泊り禁止にしているところもあり、もし止まる際にはしっかりと確認しましょう。有料駐車場の場合、大体都市部であることから、買い物などの利便性はよいとは言えます。

 

6.海岸や河川敷
乗り入れが出来るところは少ないですが、自然を満喫できる場所の一つです。
しかし、トイレが近隣にないことも多く、突然の増水や、高波など自然が牙をむくこともあります。天候が悪い時は、やめておくべきでしょう。

 

7.路肩、コンビニ、民家の軒先など
実は、許可さえあればどこで寝泊りしてもOKと言えます。もし万が一、どこも車中泊をするスポットがなければ、交渉してみるのも一つの手です。しかし、基本的にはやめておいたほうが無難でしょう。

5.まとめ

以上7つの場所について解説しましたが、オートキャンプ場と道の駅、サービスエリア・パーキングエリアを利用するのが、車中泊のメインになるかと思います。

私自身、道の駅を大体利用し、目的地近くに道の駅がない場合は、高速を降りる手前のサービスエリア・パーキングエリアを利用することが多いです。

また、目的地を決めたら、どこに泊まるかの候補を一箇所でなく何箇所かピックアップしておきましょう。
もし、一箇所だけだと、もし利用できない場合、次の対応が難しいので、複数の案を持っている方がオススメです。(といいつつ、何も考えず旅をして困っていることもありますが・・・(笑))

なので、もしものためにガイドブックを持っておくか、スマートフォンなどで検索できるようにしておくと便利です。

道の駅 公式ホームページ

全国の道の駅の所在地を調べることができます。スマートフォンでも対応しているので、ブックマークをしておくと、便利です。

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