車中泊基礎知識

【車中泊入門】高速サービスエリア・パーキングエリアでの車中泊

高速にあるサービスエリア・パーキングエリアといえば、車中泊をする人にとって利用しやすいスポットの一つです。

確かに、利用しやすいスポットですが、初めて車中泊をしようと考えている人にとって、注意すべき点を知っておかなければ、とんでもない目にあう可能性があります。

1.SA・PAのメリット

「とにもかくにも、設備が充実していること」

トイレ・飲食など設備が充実しているのが、一番の強みです。

特に車中泊において、トイレはかなり重要な要素の一つです。

特に、夜間急にトイレに行きたくなっても、近い場所にトイレがないのは苦痛です。
トイレのある場所へ移動しなおすか、最悪外でする羽目になります。(人の目がとかく気になるこの世の中。外でする勇気は、私にはありません…)

そして、トイレがなによりも綺麗であるところが最近の民営化により増えており、とても清潔です。(確か、NEXCOの社長さんが、「トイレなど衛生面の充実は大切。だから、綺麗に作り変える」というニュースを以前見ました。その決断は、利益に直接つながりがないかもしれませんが、利用者の利便性を考えている発言だと思った記憶があります)

そして、24時間で営業している売店や、コンビニなどもあり、深夜に小腹がすいたり、喉が渇いたらすぐに購入が出来るというのも、とても大きなメリットです。
これだけ、利便性のよい車中泊スポットは中々ありません。

しかし、利便性が良い分、デメリットも存在します

「車の出入りが激しい」

高速道路の出入りは激しいので、夜中ライトやエンジン音で目を覚ますこともあります。
また、トラックのエンジン音は凄まじく、隣にはいられた日には、もう寝られません。

また、GWや、お盆などのシーズンは特に混雑するため、そのデメリット度合いが強くなってしまいます。

じゃあ、どうすれば、そのデメリットを克服すればよいのか?

1.サービスエリアよりも、パーキングエリアを選ぶ

サービスエリアは、施設が充実している分、多くの車の出入りがあります。

また、一般的に多くの旅行者は、そちらを利用します。
パーキングエリアの場合、トイレと自動販売機といった最低限の設備の場所です。多くの旅行者の場合は、そのとなりのサービスエリアを利用すると思います。(私自身、普段の利用はサービスエリア。車中泊をするときは、パーキングエリアを利用しています)
車の出入りが少ない分、車中泊をしやすいと言えるでしょう。

第2駐車場など分散しているところを選ぶか、広い駐車場のある場所を選ぶ

サービスエリアでも、駐車場を一箇所だけでなく、第2駐車場のように分けているところがあります。
その場合、休憩目的の車は入ってすぐの駐車場を利用するので、その隣にある第2駐車場を利用することはあまりありません。
なので、車中泊をする場合は、比較的落ち着いて利用ができます。
また、トラックと一般車を別にしているサービスエリアもあるので、トラックのエンジン音を気にする必要がなくなり、より快適です。
傾向としては、新しくできたSA・PAは特にその駐車場形態になっているところが多々あります。
(だから個人的に、新東名は大好きです)

快適に寝たいのであれば、できる限り車の出入りを気にならない駐車場を選び、トラックの近くには絶対に寄らないようにする。
これに尽きるかと思います。

 

 

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