車中泊は、「お金を浮かせる」のが最大のメリット!と思われている方、実はそれが真のメリットではないのです。
このページを見られている方は、車中泊をまだされたことがない方か、本格的にやろうと検討されている方が多くいらっしゃるかと思います。
実は、私が初めて車中泊を始めた当初は、「お金を浮かせる」という部分が一番良いところだと思っていました。
実際、車中泊をしようと考えるきっかけは費用面を浮かすという理由から始まっている方が大半なのではないかなと思っています。
ですが、車中泊を続けていくうちにもっと良い点があることに気付かされます。
今回は、そのメリットとなる部分をまとめてみました。
1.車中泊をするメリットとは?
その1:旅行費用を抑えることができる
車中泊を始めた当初、私は学生でした。
あちこち旅に行きたいけどホテル・旅館に泊まるお金はないという悩みから、思い当たった手段が「車中泊」
宿泊費が浮く分、燃料代に回して遠い場所にも行けますし、その分食事代や観光地で使うお金に充てることもできます。
また、高速を利用するのであれば、ETCの深夜割が適用される時間に移動することで高速代を安く済ませることもできるのも大きな利点です。
こうして、車中泊を主な手段として旅をしていたのですが、ある時気づかされます。
旅行費用を抑えることが、車中泊の最大のメリットではないんじゃないか?と…
実は自分が車中泊を通して自然とやっていたことが最大のメリットであり、ホテルや旅館などの宿泊施設にはできないことだったのです。
それは…
その2.時間を柔軟かつ有効活用できる
私の車中泊のスタイルは、仕事が終わった後から出発して夜間に目的地近くまで行き、次の日の朝から行動するというパターンが大半でした。
理由は、当時シフト制の仕事であったので、連休でないことが多くどうしても、仕事終わりから出発しないと、なかなか行きたい所にいけなかった為です。
また、思いつきでどこかに行こうとするきらいがあり、予定を立てる時間がなかったというのもありました。
ここで実際車中泊を続けていて思ったのが、「時間を柔軟性を持って有効活用できる」というのが最大のメリットであり、どんな宿泊・移動方法よりも有利性が高い手段であると気づかされたのです。
例えば…
・宿泊手段としての車中泊
【ホテル・旅館】
チェックイン・チェックアウトの時間があり、行動に制限がかかる。
【車中泊】
車中泊を出来る場所さえ調べておけば、いつでも出発でき、到着時間に制限がない。
・移動手段としての車中泊
【電車】
始発・終電時間やダイヤによって、行動に制限がかかる。
鉄道網が発達していない地域においては、他の交通機関に頼る必要がある
【夜行バス】
時間は有効活用できるが、ダイヤ、ルートが決まっており、そこからの移動手段は他の交通機関に頼る必要がある。
【車中泊】
車で移動するため、都心部以外であれば目的地のすぐ近くまで行くことができる。
自分が思い立ったら、いつでも移動できる。
・趣味を楽しむための車中泊
【旅行の場合】
・夜間に行動が可能なため、渋滞なくスムーズに目的地に向かうことができる
・早朝帯から行動が可能なため、観光地が混まずに見て回ることができる
【釣りの場合】
・早朝に釣りをするなら、目的地近辺で車中泊すれば、次の日の移動が楽でなおかつ体調を万全にした状態で釣りが楽しめる
【スノースポーツの場合】
・朝から人が少ないゲレンデを独り占めできる
【登山の場合】
・釣り同様に、目的地近辺で車中泊できるので、体調を万全にした状態で山登りが楽しめる
このように、趣味を楽しむ人にとって車中泊という手段は、とても有効といえます。
もし、アウトドアスポーツなどをされている方であれば、車中泊を知り、快適に過ごす対策を取っていれば、より趣味を楽しむことができるといえるでしょう。
2.車中泊のメリットまとめ
車中泊は、確かに宿泊費を浮かすことができるのは、事実でありメリットの一つです。
ですが、最大のメリットといえるのは、「自由であること」が車中泊を経験してきた私の実感です。
出発する時間も、帰宅する時間も調整の幅が効きます。
仕事終わり後に、旅行に出かけそして、朝から観光。昼過ぎから、自宅方面に向かってゆっくり帰る。
(ちょっと体力的にきついですが、1日休みがあれば、広範囲の旅行が可能になります)
普通の旅行では、できない時間軸で動くことができます。
ここまでは、良いことのみを書いて来ましたが、車中泊にはデメリットとなる部分もたくさんあります。
ですが、それはしっかりと対策・準備をしておけば解決できることばかりです。
このページを見ている方で、もし興味を持たれたらぜひこのサイトを散策してみてください。