車中泊基礎知識

車中泊のポイントおすすめ~新東名高速道路編~

車中泊で使えるポイントというのは、「道の駅」や「サービスエリア・パーキングエリア」など様々ありますが、今回は新東名高速道路に重点を絞ってご紹介いたします。
なぜ、重点を絞ってご紹介するかというと、

新東名高速道路は、他の高速道路に比べて車中泊のしやすい環境が整っているからです

 

まず、新東名高速道路って?

2012年4月14日に開通した、神奈川県御殿場~静岡県三日月までを結ぶ162kmの高速道路です。
現在ある東名高速道路は海側を走りますが、山側を走ります。

一言であらわすと、「とても走りやすい」道路です。

車の幅にも余裕があり、傾斜も少なく、トンネルも明るいので快適なドライブが楽しめます。

 

新東名高速道路が、車中泊のポイントとしてオススメな3つの秘密

 

1.駐車場に関する秘密

高速道路のSA・PAで車中泊を行う場合の課題として、主に2つあり、一つは照明対策。もう一つが音に対する対策です。
照明対策については、以前書いた「車中泊での照明対策を色々実践したまとめ」で対応が可能なのですが、音に関してはできれば耳栓は避けたいところ。

特に、高速道路のSA・PAはトラックの運転手の仮眠スペースとしてもよく利用されています。
通常の一般者のエンジン音は大したことがないのですが(それでも気になる人は気になる)、トラックの場合、振動で音がすごく伝わってきます。
トラックの場合は、中の商品が痛まないようにエンジンをかけているので仕方のない面もありますが、隣で車中泊をする人にとってはたまりません。

前置きが長くなりましたが、
新東名の場合は駐車場が一般者とトラックを分けて止めさせるようにできています(一部除く)

なので、トラックの大きなエンジン音に悩まされることなく、駐車場で車中泊が可能です。

 

2.施設面での秘密

車中泊をするしないに関わらず、新東名高速道路の施設は出来てまもないことから、とても綺麗です。
また、各サービスエリアでは、NEOPASA(ネオパーサ)と呼ばれる複合施設もあり、その施設目当てで観光ができる程充実しています。

特色のある施設の一部としては、

「NEO PASA 清水下り」

 

車やバイクの展示施設があり、とても面白い車やかっこいいバイクを見ることができます。

「NEO PASA 静岡下り」

静岡県の特産品など、ここでしか購入できないモノがたくさん販売されています。
また、24時間の飲食施設なども取り揃えているので、夜小腹が空いたら立ち寄ってご飯を食べるということも可能です。
さらに、車中泊にとって重要な要素である「トイレ」。

ものすごく綺麗です。使いやすいです。素敵です(笑)

 

SA・PAの施設のみならず、道路面の設備も充実しています。
実は、新東名高速は道路案内板で、各SA・PAの混雑状況が運転しながら確認ができます。
もし、車中泊をする予定の場所が混雑しているのであれば、次のSA・PAで車中泊をするように予定を柔軟に変更出来るので、この案内掲示板は要チェックです。

 

3.アクセス面の秘密

 

新東名高速は、各方面へのアクセスの中間地点としても最適な場所にあり、東京方面から東海方面・東海方面から東京方面へ向かう途中の場所です。
なので、車中泊をそこで行い、次の日の朝から出発すれば、スムーズな旅行を楽しむことの出来る中間距離地点です。

また、静岡県内でも山間部への観光アクセスが楽になっています。

 

まとめ

新東名高速のPA・SAを目的地にしつつ、車中泊旅行を楽しむのも楽しいです。
また、車中泊のスポット・ポイントしてもレベルが高いので、一度試しに利用するのも一つの手です。
なお、車中泊をより快適にされるのであれば、浜松などSAで買い物や軽食を取り、小規模な「PA」(遠州森町・藤枝など)で車中泊をするのが、静かでオススメです。

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