車中泊基礎知識

【車中泊入門】シートアレンジ基本編~4つのアレンジ方法~

 

車中泊をしていたとしても、自分の家のように快適に寝たいと思いませんか?

車中泊は、車のシートを倒して寝ることになりますが、しっかりと準備をしておかなければ、「全く寝られなかった」ということになってしまいます。
なので、今回はどういう所がベッドメイキングで大切なのかを考察していきたいと思います。

 

1.自分の車はどこまでフラットにできるか

世の中には、色々な形式の車があります。セダンタイプ、ワゴンタイプなど車によって特徴は様々です。

基本的な寝るときの方法としては、4形態に分けられます。車によって、出来る出来ない方法があるので、
一度試しにやってみるのが一番です。

 

・ただシートを倒したシンプルタイプ

シンプルタイプ

ただ単純に、シートを後ろに倒して寝る方法です。
一番簡単な方法ですので、ちょっと仮眠をとりたいときには最適な方法と言えます。
ただし、車中泊ということになってくると快適に寝るというところまでは、ちょっと厳しい体勢。

また、「エコノミークラス症候群」(身体にある血が固まり、動いた時に固まった血が詰まってしまい、命の危険がある症状になること)の危険があるので、

長時間この方法で寝ることはお勧めしません。(震災の際、多くの方が車で寝泊まりをしていて、この症状で亡くなっています)

 

・前の座席と後ろの座席をくっつけて寝るリクライニングタイプ

リクライニングタイプ

前の座席のヘッドレスト(頭を支える部分)を取り外し、後部座席とくっつける方法です。

ポピュラーなシートアレンジ方法であり、身体の大部分が、平らで寝ることができます。

この場合、背の高い人にとっては、後ろまでが短すぎて、頭部分は少し高くなる可能性があり、フラットに寝たい人にとっては、少し寝にくいかもしれません。
また、座席間の隙間、シートのくぼみが気になる人はタオルなどを敷いて調整するとより快適に寝ることができます。

 

・荷台で寝るラゲッジタイプ

ラゲッジタイプ

ステーションワゴンタイプ(トヨタ:カローラ・フィールダー、スバル:レガシィツーリングワゴンなど)の場合は、荷台だけで大人が十分に寝られるスペースを用意できます。

他のタイプでも、後部座席を倒して荷台に出来る車もあり、斜めで寝れば十分な広さを取ることができます。
一番フラットな状態で寝ることが出来る分、とても快適です。

しかし、荷台に荷物をたくさん積んでいる場合、荷物を置く場所がなくなるので、持っていくものを考えて寝るスペースを確保する必要があります。
また、荷台が乗るので人が寝ることを想定していない分、シートが硬めです。
なので、敷マットなどを持って行くとより快適に寝ることが出来ます。

 

・荷台から、前方までフラットにして寝るフラットタイプ

フルフラットタイプ

軽自動車やコンパクトカーの場合、長いものを運ぶ時に使う方法なのですが、これも結構平らになり、快適に寝ることができます。
ですが、タントのように、助手席部分が後ろと高くなり、フラットでない場合があったり、座席との繋ぎ目に隙間があるので、こういった所をマットやクッションで埋めたりしてフラットにする工夫が必要です。

私は、軽自動車乗りなので、この方法をよく使います。
一人の場合は、この方法が一番快適に寝ることの出来る方法です。

このように、車の型式などによって、どうやって寝ることが出来るかを事前に考えておきましょう。
いざ、車中泊をする際に、スムーズにベッドメイキングが可能になります。

 

2.より快適に楽にベッドメイキングをするには

今まで述べてきたことは、タオルや敷マットなど家にあるもので対応出来る方法ですが、もっと楽にベッドメイキングしたい場合には、車用のベッドや、マットが売っています。

その場合、より楽に快適に車中泊を楽しむことができますので、検討するのもひとつの手です。

車中泊は、快適に寝たい私は、ベッドメイキングにはとても気を使います。
特に、段差などを埋めておかないと、夜寝ていると気になるので、しっかりと対策をとることをおすすめします。

 

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