車で旅をするとよくお世話になるのが、高速道路。
高速道路を利用する際、ETCを使う人はたくさんいます。
ETCを使うだけで、割引になりますが、さらにお得なETCサービスがあります。
それが、「ETCマイレージサービス」です。
「ETCマイレージサービス」とは?
ETCマイレージサービスは、高速道路の利用料金に応じてポイントが貯まり、そのポイントを割引額として還元してもらえるサービスです。
西・中・東日本高速道路株式会社だと、
高速道路1回の走行辺り、10円ごとに1ポイントたまります。
(満たない端数はポイントはつきません)
しかも、登録料・年会費は、無料です。
ETCマイレージの登録方法について
1)高速道路のSA/PAに置いてある申込書に記入して、郵送するか。
2)インターネットで申し込むか
の2通りです。
登録が完了すると、マイレージIDとパスワードが発行されますので、忘れないようにしておきましょう。
そのあとは、登録したETCカードを指して、走れば自動的にポイントが貯まります。
走行月の翌月20日にポイントが付き、還元申し込みは
1)インターネットでおこなうか
2)自動音声ダイヤル
3)ETCマイレージサービス事務局へ電話
することで交換ができます。
あとは、交換した還元額に達するまで、無料で通行が可能になるという仕組みです。
申し込みは、インターネットの方が登録が簡単ですし、申し込み当日からポイント付与の対象となります。
肝心の還元額はどれくらい?
10000円の利用で、500円=5%
30000円で、2500円=約8%
50000円で、5000円=10%
(西・中・東日本高速道路の利用料と還元率で計算)
ということで、使えば使うほどお得になります。
年に6回旅行をして、1回辺り往復で5000円使ったとしましょう。
10回目の旅行で、50,000円になり、還元したら11回目は高速代が無料になります。
そう思うと、登録しておくとかなりお得なことがわかります。
どんなクレジットカードでも、10%も割り引いてくれるサービスはそうそうありません。
あと、ETC割引で2014年に導入された「平日朝夕割引」は、ETCマイレージサービスを利用している方しか、割引適用されませんので、平日の通勤などに高速道路を使用される場合は、必ず登録をすませておきましょう。
ETCマイレージで注意すべき点
1.有効期限はポイントがついた年度の次の年度末(約1年~2年)
使用期間内に還元してしまえば、2年間有効ですので、期限が切れる前に対策しましょう。
2.ポイントは、ETCカードに対してかかる
ETC車載器ではなく、ETCカードに対して設定されるので、登録されていないETCカードを指すとポイントはたまりません。
もちろん、1台の車載器に対して、最大4枚までのETCカードが登録できます。
しかし、契約はETCカードごとになりますので、4枚別々で使用しても合算はされません。
なので、ETCカードはできる限り1枚で済ましたほうがよいでしょう。
=他の車でも、登録されているETCカードであればポイントは貯まります。
3.ポイントが道路会社・公社で貯まり方が別
西・中・東日本は合算されるので、あまり気にする必要はありませんが、他の道路の場合は別々で貯まるので注意が必要です。
まとめ
登録するのは手間ですが、登録してしまえば無料ですし、勝手にポイントが貯まりますので、ちょっとした手間ですが惜しまず登録することをおすすめします。
また、登録されたETCカードのみポイントが貯まり、最大4枚登録できても、合算はされないので自分にとって使い勝手のよいETCカードを1枚持っておくほうがいいです。
ちょっとでも、旅をお得にしたいと考えているなら、「ETCマイレージサービス」の登録と、使い勝手のよい「ETCカード」を1枚作ることをオススメいたします。