車中泊基礎知識

セダン・クーペタイプでの車中泊

セダン

昔からあり、一般的な形状であるセダンタイプ。
クラウン・アテンザ・プリウス・インサイトなどなど、結構お値段のする車ばかりです。

この形状での車中泊について、考察してみました。

 

1.セダンの形状は車中泊にはあまり向いていないのか?

人が乗るスペースと、トランクが別というタイプで、5人までの定員であるセダン。
快適な車中泊には、最大2名が限界です。

確かに、セダンの形状は車中泊にはあまり向いていません。
快適に運転をするという設計がなされているため、体はシートに固定されます。
車中泊にするためのシートアレンジをしにくいのは事実です。

 

2.セダンのベッドメイキング方法

ベッドメイキング方法には、色々と限定的になりますが、工夫次第で、快適に過ごせると思います。

 

・座席を倒すだけのシンプルタイプ

Rシンプルタイプ

基本的にこの方法を取ることになります。
ただ、シート自体は身体を固定するので、くぼみをなくす必要があります。
この手段は、エコノミークラス症候群になる危険性があるので、十分に注意が必要です。

もしくは、クーラーボックスを座席に足元に置いて、フラットにするという方法で、ちょっとでも平らにするという方法もあります。
・荷台を広げるラゲッジタイプ

Rラゲッジタイプ

プリウスやインサイトなどは、後部座席も荷台にすることができます。
そうすると、大人1人なら、斜めに寝れば、十分に寝られるスペースを確保できます。
ですが、座席と荷物スペースが別の場合は、この方法は取ることができません。

 

3.他にどんな方法があるか

後部座席に寝るという手段もあります。セダンで車中泊をしている人には、この方法で寝ている人も多いようです。
ただ、大人の場合は、膝を曲げて寝ることになるので、少し窮屈かもしれません。

また、後部座席との段差が少ないのであれば、その部分を埋めるものを用いて、車中泊をするという方法もありです。

 

4.結論

長期の車中泊にはあまり向いていませんが、1泊くらいの車中泊であれば可能かと思います。
もし長期の旅行をする際は、車中泊と宿のハイブリッド方法を取ると、ちょうどよいと言えます。

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