冬の車中泊は、どうしても防寒のために色々とお金を掛けがちになってしまう季節です。
ですが、冬の車中泊を楽しみたい、でもお金をあまりかけたくない…という人向けのまとめてみました。
基本的な、防寒対策に関する注意すべき点や、どういったモノを用意すべきかを可能な限り解説していきます。
今回は
- 重ね着注意!
- 防寒でカギとなるは3つの首
- 意外と使える例のアレ
と某サ○エさんのように、3本立てでお送りいたします(笑)
1.重ね着注意!
実のところ、防寒をするのに厚着をすればいいというのは、半分正解で半分間違っています。
由は、「汗」です。
人は、一晩で成人男性で約200ccの汗をかきます。
想像してみてください。コップ1杯の水が身体にかかった時の感覚を。
想像しただけでも結構な不快感に襲われるのではないでしょうか?
服を重ね着すればするほど、汗は逃げにくくなり、逆に冷えの原因となります。
よくカイロを使用しましょうという解説がありますが、それは外の場合、車の場合は逆に汗をかき、冷えてしまいます。どうしても使用する場合は、透湿性の高い服を選びましょう。
重ね着するコツとしては、3~4枚までにして、脱いで調整できる薄手の吸透湿の服を選ぶこと。
特に、発熱・吸透湿機能のついたインナー(ヒートテックなど)を着て、その上に、ユニクロのソフトタッチタートル・ハイネックなど、首のところもカバーする服を何枚か着て暖かさを調整します。+そこに防寒性のシュラフがあればOKです。
なぜ、薄手が良いかというと、1枚づつ脱いで暖かさを調整できるからです。
下半身の方はというと、
こちらも、靴下・タイツは、発熱・吸透湿のヒートテックなどを着て、上にズボンを履きます。
そして、上半身から下半身まで、全て重ねます。
言い方を変えれば「シャツイン」です。この際、格好を気にしてはいけません(笑)
それに上にジャージや、ダウンを来てしまえば外見ではわかりません。
2.防寒のカギとなるは3つの首
3つの首というのは、「首・手首・足首」のことです。
この3つは絶対に冷気に触れないようにしましょう。
首元は、タートルネックやハイネックもしくは、ネックウォーマー、マフラーを巻きます。
足首においては、靴下とタイツを重ねる(つなげる)ことで、カバーします。
ただし、手袋は汗をかきやすいので、注意が必要です。
ここで取り上げた3つの首は、どうしても体温が逃げやすい場所です。
なので、しっかりと暖かさが逃げないようにしましょう。
3.意外と使える例のアレ
車中泊の場合、下からの冷気もあります。そこで、使えるのが「ダンボール」
ダンボールハウスというものがあるくらい、ダンボールの防寒性は優れています。
マットの下に引くだけで底冷えを防げます。
ただ、見栄えやコンパクト性を重視したいのであれば、アルミマットを使うのも一つの手です。
アルミマットの場合は、反射熱で身体の体温を保温する機能があります。
まとめ
お金をかけないというか、ほとんど買う必要のあるグッズについて紹介をしていませんがが、イコール今回解説したことと、しっかりとしたシュラフ・寝袋で身体の防寒対策は出来ます。あと、車内を防寒する対策をしっかりと取れれば、大体の寒冷地で車中泊が可能になるかと思います。
シュラフなどの選び方についての解説は、「冬の車中泊グッズ~シュラフ・寝袋の上手な選び方~」をご覧下さい。
車内を防寒する対策については、照明対策として書いた記事「車中泊での照明対策を色々実践したまとめ」をご覧下さい。