夏の車中泊では、エンジンを停止した状態で過ごすのが基本です。
そのため、車内は思っている以上に暑くなり、
「暑くて眠れない」という失敗は珍しくありません。
私自身も、最初は「窓を開ければ何とかなるだろう」と考えていました。
しかし、風がほとんどない夜では車内の空気がこもり、何度も目が覚めてしまいました。
そこで導入したのが車中泊用の扇風機です。
実際に使ってみると、車内の空気が循環するだけでも体感温度は大きく変わり、
以前より快適に眠れるようになりました。
暑さ対策にもいろいろと方法がありますが、
その中で電化製品でも手軽に涼感を得られる「扇風機」について
実際に使用した経験をもとに、どういったアイテムがよいかまとめてみました。
車中泊で扇風機を使う3つのメリット
体感温度が下がる
もちろん気温による暑さもありますが、風があるのとないのとでは、体感温度は全く異なります。
風を発生させる扇風機は、手軽で便利なアイテムの一つです。
一般的に、風速1mにつき体感温度は1℃下がると言われています。
(ただし、気温や湿度などの条件によって体感には個人差があります)
扇風機があるのとないのでは、夏の車中泊において、
寝やすさは全く変わってくるといっても過言ではありません。
空気の循環ができる
風がない日は、車内は熱がこもりやすくなります。
自分の体のまわりにある空気の層が動かない場合、その周りの空気が体温によって温まります。
これが、暑さの原因の一つです。
扇風機があることで、空気が動くことで、換気効率があがり、
車内温度が急激に上がることを防げます。
車中泊の網戸を併用することで、窓も開けやすくなり、
効果をより実感できます。
網戸に関する記事の詳細は、
https://trip-syacyu.com/archives/1583
快適に眠れる
車中泊で使う扇風機の選び方
「扇風機なら何でもいいんじゃないか?」
と思われるかと思いませんが、車中泊に扇風機を持ち込むためには、
家とは違った視点で扇風機を選ぶ必要があります。
ここでは、私が実際に車中泊をする中で扇風機を選ぶための3つのポイントを紹介します
コンパクトで収納しやすいこと
車中泊の場合、限られたスペースに荷物と寝る場所を確保しなけれななりません。
そのため、荷物は出来る限りコンパクトにまとめることが重要となります。
大型の扇風機の場合、風量はありますが、収納スペースを圧迫してしまい邪魔となります。
なので、コンパクトで収納しやすい扇風機を選ばなければなりません。
十分な風量があること
車中泊で扇風機を使う最大の目的は、「車内の空気を循環させること」です。
扇風機には、エアコンのように冷やすことはできません。
しかし、風があるだけで車内の空気は循環し、体感温度は大きく変わります。
ただし、風量が弱すぎると、ただ回っているだけで暑さは軽減されません。
しっかりと風量もある扇風機を選択しましょう。
USB充電、モバイルバッテリー対応であること
車中泊では基本的に、家庭用コンセントを使用することはできません。
そのため、電源をどう確保するかは非常に重要です。
現在販売されている車中泊向けの扇風機の多くはUSB充電式となっており、
モバイルバッテリーがあれば、長時間使用できます。
以前は、乾電池式も便利でしたが、長時間使用すると電池交換が必要となり、
ランニングコストもかかりますので、今はお勧めしません。
この3つを満たしていることが、快適に使うためのポイントとなります。
私が実際に車中泊で使用した扇風機
上記の3点をクリアできるような代物がないか探したところ、
そこで私が実際に購入したのが、この扇風機です。
当時はUSB給電・乾電池・家庭用電源の3種類に対応しており、
コンパクトさと使い勝手の良さから選びました。
実際に何度も夏の車中泊で使用してきたので、その使用感を紹介します。
まず、コンパクトに収納可能な大きさになること。
この扇風機の収納時サイズは、ハードカバーサイズの本程度なので、カバンの中にも入る大きさです。
次に、風量に関しては、一般的な扇風機に比べれば劣りますが、
10cmクラスの中では、風量は申し分ありません。
また、風量が3段階設定が出来るので、暑いときは強運転で、少し風が欲しい時は弱運転で対応できます。
また、音も静かなので寝るときに扇風機の羽根の音で悩む必要もありません。
そして、一番大きなメリットは、この扇風機は、3つの方法で電源が確保できることです。
一般的な電源は車中泊では使う事がほぼないので、
除外しますが、USB電源と乾電池で使用できるのは大変便利です。
乾電池であれば、単三アルカリ乾電池4本で4時間以上持ちます。
充電できるエネループを使用すれば、コストパフォーマンスも上がりますし
、充電は運転時にシガーソケットから調達すればOKです。
しかし、それでは寝ている間中、扇風機を回し続けるには心もとない面もあります。
乾電池の場合、容量の都合上どうしても寝ている時間中に切れてしまう可能性が大です。
ここでもう一つの電源確保手段である「USB給電」が活躍します。
「USB電源」+「モバイルバッテリー」で、長時間運転
乾電池では、どうしても一晩寝る時間を考えると、途中で切れてしまいます。
そこで、USB電源と、モバイルバッテリーを併用して長時間運転を出来るように使用していました。
また、モバイルバッテリーがあれば、手持ちのスマートフォンの充電にも使用できますし、
PCなどの電化製品の緊急時の充電対策としても使え、応用が利くアイテムとして便利です。
また、普段使いとしても、転用できるのも無駄がありません。
実際に車中泊をしていて、この扇風機があるだけで空気の循環ができるので、
大分、過ごしやすくなりました。
ですが、この製品は、USB電源のみなので、type‐c充電や首振り機能を搭載したモデルも増えています。
私も今後、実際に新しいモデルを購入し、車中泊で使用したうえでレビュー記事を公開する予定です。
まとめ
車中泊で使用する扇風機は、車内を冷やすためのものではなく、
空気を循環させて体感温度を下げるためのアイテムです。
そのため、選ぶ際には
- コンパクトで収納しやすいこと
- 十分な風量があること
- USB充電やモバイルバッテリーに対応していること
この3つを基準にすると失敗しにくいでしょう。
また、扇風機だけでは真夏の暑さを完全に防ぐことはできません。
網戸で換気を行い、できるだけ標高の高い場所を選ぶなど、ほかの暑さ対策と組み合わせましょう。
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