冬の車中泊

冬の車中泊~寒さ・防寒対策基本編~

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冬の車中泊

冬の車中泊において、「寒さ・防寒対策」は必須知識です。
基本的には、家と似た防寒対策を取ることになるのですが、車中泊だからこそ、注意しておきたいポイントや、どういう部分を重点的に対策していくかをまとめてみました。

 

0.冬の車中泊で絶対にやってはいけないこと

冬場の車中泊をする際の目的として、スキーや、スノーボードなどのウインタースポーツを楽しむためであったり、冬場だからこそ楽しめる雪の降る観光地を目指すことが多いかと思います。

だからこそ、絶対にやってはいけないことがあります。

それは、エンジンをかけたまま寝ることです。

地球環境とか、周囲の人に迷惑とかそういった理由ではなく、

「死に至る危険があるからです」

降雪地域において、車中泊をしようと思った時には、雪が降っていなくても、一晩で景色ががらりと変わり雪景色という場面は多くあります。

車はエンジンをかけると、排気ガスを外に出すマフラーがあります。
多少の降雪であれば、問題ありませんが、車のタイヤが埋まるような積雪がある地域だと、マフラー自体が埋まってしまうのです。
そうなると外に排気ガスを出すことができず、車内に逆流してしまうのです。

すると、車内は一酸化炭素でいっぱいになり、そのまま何も気づかず・・・

ということにならないようにするには、エンジンは絶対にかけて寝ない。
これは、鉄則です。

 

1.じゃあ、車中泊では寒さからどうやって防寒するか?

まず、基本的に朝起きると車内温度は、室外温度とほぼ同じです。
車自体、鉄の塊ですし、窓は外気に一番近いのでエンジンを切ると、急激に車内温度は下がります。
違いは、風や雪などがしのげるかしのげないかくらいです。

 

1.服で体を保温する

服装は、重ね着(レイヤリング)をおすすめします。
なぜかというと、温度調整がしやすく空気の層ができるので、保温性が増し身体が冷えるのを防ぐことができます。

最低、上3枚以上、下は2枚はあるといいかと思います。
靴下、ネックウォーマー、ニット帽など肌を極力露出しないように準備しておいた方が、寒さで寝られかったという後悔をしなくて済みます。
あと、足元が結構冷えるので靴下も厚手のタイプをおすすめします。

2.寝具類で体を防寒する

寝具類については、キャンプではないので、布団か、寝袋かという選択ができます。
車中泊の場合、布団を持ち込んで寝ている人も多く、快適性においては寝袋より優れています。
ですが、寝袋よりも隙間ができやすく冷気が入り込みやすいのと、限られた車内スペースのことを考えると、収納ができる寝袋の方が便利です。

ここであると便利なのは、防寒仕様の寝袋。
特にマミータイプという頭まですっぽりとかぶれるタイプがおすすめです。

ここで寝袋を用意する場合、安価なタイプは避けましょう。
そういう製品は基本、春~秋までのスリーシーズン用の薄手のタイプです。

氷点下を超えると防寒効果が全くないので、氷点下に対応可能なものにしましょう。
安価なものを購入して、効果がなかったのではもったいないだけですし、そこはしっかりとしたモノにしておくのがベストです。
(私自身、安価な寝袋で冬直前の鳥取で車中泊をしたことがあるのですが、氷点下にもなっていないのに、あまりの寒さで目が覚めました笑)

ですが結構冬用の寝袋は高価なものですし、家にある寝袋が寒冷地対応でないのであれば、毛布を寝袋の中に入れて寝るとましになります。(ですが、その分窮屈になります)

詳しくは、冬のシュラフ・寝袋の選び方について解説していますので、参考にして下さい。

3.マットで下からの冷気を防ぐ

さらに防寒のために寝袋の下にマットをしくとより効果的です。
銀マットでも十分効果を発揮してくれますが、シートの凸凹が気になるかもしれないので、出来れば厚手のタイプを選ぶことをおすすめします。

マットは、一枚買っておくと一年通して使えるので、車中泊を今後もしたいと考えている人には必須アイテムといえます。

4.窓をカバーすることで外からの冷気を防ぐ

車内でも一番外気と近い窓部分。
この部分を反射材などでしっかりとカバーすると車内温度の急激な低下を緩やかなものにしてくれます。

そして、できる限り隙間がないようにしたほうが効果的ですし、簡単に反射材を設置しただけでも幾分かましになります。
できる限り窓の部分は塞ぐようにすべきなのですが、一般的なサンシェードなどは密着するタイプではないので、どうしても隙間が出来てしまいます。

自作してみるのも一つの手ですが、不器用な私には、無理な芸当です。
そこで、次に考えられるのは、車専用のウインドーシェードを購入するという方法。

こちらの場合はお金はかかりますが、夏の車中泊での暑さ対策でも使えますし、防犯対策としても有効なので、夏も冬も車中泊をするなら購入するのも手です。
詳しい内容は、「車中泊での照明対策を色々実践したまとめ」をご覧下さい。

 

5.ドア回りの隙間を荷物などで埋める

ドア回りなどはどうしても隙間があるので、冷気が入り込みやすい場所です。
車内に乗り込む際にあるステップがあるタイプの車はその部分は重点的に荷物などで防ぐようにおすすめします。

6.サブバッテリーを積み込み、電化製品を使う。

サブバッテリーというのは、車のバッテリーとは別に取り付けてあるもしくは、携帯用のバッテリーのことです。
車中泊を本格的にされている先輩方は、サブバッテリーを積み込み、電気毛布を使って暖をとるということもされています。
確かに、電気毛布があれば家と変わらない暖かさが得られます。

ですが、サブバッテリーは充電をする必要があることと、携帯サブバッテリーの場所がかさばることや、値段がかかることを考えると、本格的に車中泊を楽しみたい、ミニバン以上の車を所有している人に限定されてくる手段だとは思います。
冬の車中泊だけでなく、年間通じて中長期で車中泊を楽しみたいという人は、サブバッテリーが一つあるだけで、色々な家電も使えますし、便利なモノですので、購入をおすすめします。

 

7.FFヒーター(エアヒーター)を取り付ける。

FFヒーターというのは、キャンピングカーなどに付いているアイドリング(エンジンをかけたままにすること)をせずに、使えるヒーターのことです。
これがあれば、真冬でもぽかぽかゆくぬくです。

ガソリンを使って動くのですが、一晩でもそれほど消費することなくヒーターを利用できます。
ただし、このヒーターを設置できるのは、限られた車であることや、素人工事では出来ないことなので、費用は高額にはなります。

 

2.まとめ

 

このように、7点寒さ対策を述べましたが、6.7はかなり本格的に車中泊を楽しみたい人には、おすすめしたい方法ですが、一般的に車中泊で旅行をされる方にはおすすめしません。
本当に最近の車中泊ブームで多種多様な製品が開発されており、快適を求めようと思えば際限ありません。
ですが、冬の車中泊は寒さ対策がしっかりとできていなければ、本当に寝られません。お金をかけるべきところはしっかりとかけて、費用が抑えられる所は違うもので代用するなどして、快適な冬の車中泊を楽しみましょう。

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